3冊:女流作家
2016年 09月 05日
毎月、本の話題を・・・
と
思いながら
先月はログってませんでした。
かなり以前に呼んだので記憶も曖昧・・・・(笑)
①糸糸山秋子
『薄情』
②井上荒野
『ママがやった』
③柚木麻子
『本屋さんのダイアナ』
①: 谷崎潤一郎賞作品。
彼女のファンである。
恋愛も、生き方も低体温の地方に住む主人公だが、
少しぐらい薄情でも、他人の人生には深入りしない生き方は、
閉塞感のある今の時代の若者の生き方のエールかも。
東日本震災から、少しずつずれていく空虚感、
東京と地方で働くことの違い・・・・・
など、興味深かった。
②: 冒頭から衝撃的。
だって、7歳年下の主人を殺してしまう78歳の妻。
ソレを目撃した息子や娘の隠蔽工作?
半世紀の家族物語には、いつも女にだらしない夫がいた。
どこかのボタンの掛け違いで、殺人をしてしまうかも?
日常に潜む影には?とにかくエキセントリックだった。
③: 本屋大賞作品。
現代版、「赤毛のアン」のような・・・・・。
思春期の少女時代を思い起こさせるような・・・・小説だった。
台風の熱風でムシムシ感↑↑
昨日は昼間のエアコンON。
雨降ってるけど、
涼しくなってほしいな。
by A-HIMEKKO
| 2016-09-05 11:40
| 話題 OF 本