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東山彰良氏&糸糸山秋子氏

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★『 流  』  東山彰良氏   :直木賞受賞

台湾生まれ、日本育ちの作者
主人公17歳、1975年当時、祖父が何者かに暗殺される。
舞台は台湾。
そして
中国ー日本の政治的背景をからめながら家族のルーツとは?
青春小説の要素をちりばめながら犯人を追及していく。
かなり骨太な作品だった。


最初は退屈だったが、読むにつれ
どんどん物語に引き込まれていった。
最後の犯人も意外・・・・・
ただし、登場人物が多すぎて、
私はしょっちゅう、コレは誰??と登場人物一覧表へ戻りながら・・・だった。

後で、満場一致で直木賞をとった作品とか。
ちなみに
又吉氏が受賞した時のメガネの方が彼だった。

東山彰良氏&糸糸山秋子氏_e0352820_15170665.jpg
画像はお借りしました


ウイキ君によると・・・・

東山 彰良(ひがしやま・あきら)
本名:王 震緒
1968年、中国人の両親のもと台湾で生まれ、
5歳まで台北市で過ごした後、日本へ移住。
9歳のとき台北の南門小学校に入学したが、日本に戻り福岡で育つ。
日本に帰化せず、中華民国台湾の国籍を保持している。
祖父は中国山東省出身の抗日戦士。
父親の王孝廉は1949年に台湾に移り教師となり、1973年に日本に移り住んだ。
筆名の「東山」は祖父の出身地である中国山東省から、
「彰良」は父親が暮らした地であり、
母親の出身地でもある台湾の彰化に由来する。



★ 『小松とうさちゃん』  糸糸山秋子氏

肩のこらない小説って好き♪
彼女のファンだし。

タイトルで私が妄想したのは、
小松氏と飼っている兎の話かと思いきや(全然ちゃう・・・)
物語は、中年おじさんの話だったけど(笑)

冴えない52歳独身最後の恋かも?の小松氏と
ネトゲ(ネットゲームかよ???)トカゲの親戚かと(笑)
はまっている友人の宇佐美氏。

リアルとゲームの世界を行きつ、戻りつつ・・・・・
最後の展開はクスッと笑える。

さすがーーーー秋子さんです。


by A-HIMEKKO | 2017-02-23 15:32 | 話題 OF 本

きっと、微笑む日があるから。何気ない日常の種からきっと何かの花が咲きますように


by A-HIMEKKO
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