~ 沙羅 ~
2017年 07月 02日
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
奢れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ
ご存知、平家物語の一説です。
朝に咲き,夜には落ちてしまいます(夏つばきとも言いますね)
椿の仲間ですから花びらを散らさず,
花全体がそのまま落ちます。
このはかなさが平家一門の「盛者必衰」を表していると
平家物語の作者は考えたわけです。
雨上がりの 沙羅 が
迎えてくれました。
<↑加工してます>
蕾もたくさんあったけど、たった1日の命ですから。。。。
ギボウシと沙羅が見送ってくれました
ここは、
播州平野の奥、神崎郡福崎町にある應聖寺(おうしょうじ)には、
樹齢二百年を越える沙羅の樹があります。
関西花の寺第八番です。
蓮も見事です。(コレはまた、次回に)
姫路には、
その真珠のごとき真白な光沢と可憐な姿を和菓子で表現した
ほっこりとした黄身餡を真白な求肥で包み込みました
應聖寺のご住職がその名を考案したという、
播州姫路を代表する銘菓ですから、美味で、ございますぅ!
(決して、○屋さんの回し者ではございません・・笑)
by A-HIMEKKO
| 2017-07-02 15:26
| 花の恵み